中国のスマートフォンメーカーOppoが、Reno 13シリーズの開発を進めているとの報道があります。著名なリーク情報提供者であるDigital Chat Stationによると、Reno 13のProモデルは中価格帯において強力な競争者となる可能性があるとのことです。今回の情報はエンジニアリングモデルに基づいているため、正式発表までには変更があるかもしれないものの、今後のデバイスの概要を早くも垣間見ることができます。
リークによれば、Reno 13 Proは6.78インチのクアッドカーブOLEDディスプレイを搭載し、解像度は2780×1264、1.5Kに分類されるとされています。このクアッドカーブデザインにより、すべてのエッジに均一な曲率が確保され、シームレスな視聴体験を実現します。
また、写真愛好家にとっては、Reno 13 Proが50MPのペリスコープ望遠レンズを装備し、3倍の光学ズームが可能であることが期待されています。さらに、80Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電をサポートするといい、先進的な防塵・防水機能も備わる見込みです。
また、MediaTekのDimensity 9300チップセットを搭載することも予想されており、この強力なチップを利用する最初のモデルの一つとなるでしょう。さらに、Oppoは中価格帯モデルとフラグシップモデルを明確に区別するため、Reno 13 Proには金属フレームが含まれないことが示唆されています。特製のマグネット保護ケースを利用することで、磁気ワイヤレス充電にも対応する予定です。
バッテリー容量については、Reno 13が5,600mAhを備えている一方で、Proモデルは5,900mAhの大容量バッテリーが搭載されると見込まれています。比較として、前モデルであるReno 12 Proは6.70インチのAMOLEDディスプレイ、2412×1080の解像度、最大1600ニットのピーク輝度を特徴としていました。そして、MediaTekのDimensity 9200チップを搭載し、最大16GBのRAMと512GBのストレージを持つ、スリムな7.55mmボディに収められていたため、Reno 13 Proはその進化を期待させます。