Android端末で自分の画面を録画したい理由はさまざまです。ゲームをプレイする際のハイライトを残したり、家族にアプリの使い方を説明するための資料を作ったりすることが考えられます。実は、Android 11以降、画面録画の機能が標準機能として内蔵されているため、別のアプリをインストールする必要はありません。特に、Pixel 8を使用してAndroid 15で、またGalaxy Z Fold 5をAndroid 14(One UI 6.1.1)でテストした結果をもとに、録画方法をご紹介します。
画面の最上部には3秒のカウントダウンが表示され、その後録画が開始されます。録画中はステータスバーに赤いインジケータが表示され、録画の時間が分かります。録画を停止するには、下にスワイプして「Screen Recorder」のコントロールを表示し、「停止」をタップすれば完了です。録画が保存されたことを確認する通知が表示され、その動画はGoogleフォトのライブラリに保存されます。
録画中の状態は、画面右上の小さなポップアップパネルで表示されます。このパネルを最小化するには矢印をタップし、再び展開するにはその端をタップすればいいでしょう。このパネルでは、録画時間やさまざまなオプションもチェック可能です。
パネルのボタンは数パターンのオプションを提供します。左から右に、鉛筆アイコンで画面にメモを取ったり、ポートレートアイコンで前面カメラの映像を挿入したりできます。さらに、録画を一時停止したり、終了したりすることも簡単です。
停止ボタンをタップすると、録画が保存されたことを示すドロップダウンが表示され、動画はすぐにGoogleフォトやギャラリーアプリからアクセス可能になります。もし標準の録画機能では不十分の場合、さまざまなサードパーティ製のアプリも選択肢に入ります。その中で、私が最もよく利用するのはAZ Recorderです。このアプリは画面キャプチャ機能に加え、動画編集ツールも備えており、広告付きで無料で使えますが、月額2.99ドルで広告をオフにし、ライブストリーミングや解像度の管理などさらなる機能を利用できます。
録画に関して、音声オプション(内部音声、マイク、両方、どちらもなし)、フレームレート、録画開始前のカウントダウン時間など、非常に多くのオプションがあり、信頼性も高いです。録画を開始する方法もポップアップパネルや通知シェードから選べます。また、Koala Screen Recorderもおすすめのアプリです。これも広告付きで無料で使え、年額1.99ドルで広告を無くせるほか、自動保存機能やアプリのスキン選択なども提供しています。録画中にスクリーンショットを撮ることができる便利な機能もあり、録画した動画には基本的なトリミングオプションも用意されています。これらのアプリを使って、スマートフォンの使い方をよりシェアしやすくしてはいかがでしょうか。