SONYエレクトロニクスは、最新のフラッグシップフルフレームミラーレスカメラ「アルファ1 II」を発表しました。これは2021年の「アルファ1」の後継モデルであり、高解像度と驚異的なスピード、そして最先端のAI機能を組み合わせ、写真ジャーナリズムや野生動物、スポーツ、商業用途など、様々な分野でプロフェッショナルの新たな基準を打ち立てることを目指しています。
アルファシリーズのユーザーフィードバックを反映し、SONYはフラッグシップモデルを再定義しました。新機能を追加しつつも、前機種のコア機能は維持されています。「アルファ1 IIは、業界の最前線で活動するプロフェッショナルの要求を満たすために構築されています」と、SONYエレクトロニクスの映像ソリューション担当副社長であるヤン・チェン氏は述べています。「当社がこれまでに作成した中で、最もバランスが取れ、信頼性の高いハイブリッドカメラです。」
重要な革新点には、 ergonomics(人間工学)の改善、処理速度の向上、AIによる被写体認識が含まれ、ハイエンドな写真やビデオ機能を求めるプロにとって多目的なツールとなっています。アルファ1 IIには、再設計されたグリップや四軸のマルチアングルLCD、新しいカスタムボタンなどの改善が施され、わずか743グラムの軽量設計で持ち運びやすさと耐久性を兼ね備えています。さらに、バンブー(竹)、サトウキビ、リサイクルペーパーを使用したエコフレンドリーなパッケージも、SONYの持続可能性への取り組みを反映しています。
長時間の使用を支援するために、SONYはデュアルバッテリーチャージャーやパッド入りのアイピースカップ(ビューファインダー用のカップ)を提供します。アルファ1 IIは2024年12月に6499.99米ドルで発売予定です。
別件として、SONYのスマートフォン部門は、これまで日本専用だったフラッグシップモデル「エクスペリア1 VI」の赤色「スカーレット」バリエーションを欧州市場で発表しました。このカメラに特化したスマートフォンは、背面に48MPの1/1.3.5インチExymor Tメインセンサーと2つの12MPセンサーを搭載したトリプルカメラ設定を誇ります。