クアルコムの新しいSnapdragon 8 Eliteチップセットが、発表前のRealme GT 7 ProスマートフォンでAnTuTuベンチマークを走行している様子がキャッチされました。リーク画像によると、このベンチマーク結果はSnapdragon 8 EliteがAppleのA18 Bionicチップを搭乗するiPhone 16 Pro Maxを上回ることを示しています。Realme GT 7 Proはこの新チップを搭載することが確認され、AnTuTuで見事なスコア3,025,991ポイントを達成しました。これは、AppleのA18 Proが記録した1,651,728ポイントのほぼ2倍にも及び、MediaTekのDimensity 9400が記録した3,007,853ポイントに非常に近い数字です。
また、Snapdragon 8 EliteはGeekbenchでも強力なパフォーマンスを発揮する可能性が高いとされ、最近登場したOnePlus 13が同じチップセットで動作していることが証拠となっています。このOnePlus 13はGeekbench 6でシングルコアテストで3,216ポイント、マルチコアテストで10,051ポイントを記録しました。これに対してAppleのA18 ProはGeekbenchのシングルコアテストで3,358ポイントを取得しましたが、マルチコアテストでは8,184ポイントとSnapdragon 8 Eliteに劣っています。
Snapdragon 8 Eliteを搭載するRealme GT 7 Proは、6.78インチのBOE OLEDディスプレイを持ち、120Hzのリフレッシュレート、1.5K解像度、マイクロ四曲面ディスプレイを予想されています。さらに、このスマートフォンは中国の3C認証プラットフォームで120Wの充電速度が承認されており、6000mAhのバッテリーを搭載するとの報道もあります。
カメラに関しては、デバイスには50メガピクセルのSony IMX906センサーが搭載され、8メガピクセルのウルトラワイドレンズおよび50メガピクセルのSony IMX882望遠レンズが付属すると言われています。こちらの望遠レンズは最大3倍の光学ズームを提供し、高度なハイブリッドズーム機能も搭載されると見込まれています。
