日本のスマートフォン市場に新たな旋風を巻き起こす期待が寄せられているOppoのFind X8シリーズが、10月24日に発売される。その中で、特に注目を集めているのがFind X8 Proだ。このモデルは、大容量の5910mAhバッテリーを搭載しており、そのサイズにも関わらず、ポータブル性を損なわずに大きな進化を遂げている。
このバッテリーは、Oppoの新技術である“氷河バッテリー”を採用しており、前世代と比較して18%の容量増加と、13%の薄型化が実現されている。また、新バッテリー技術の採用により、バッテリー性能が著しく向上。Oppoの関係者によれば、Find X8 Proは-20℃の環境下でDolby Vision HDR動画を5.3時間再生可能で、これに対しiPhone 16 Pro Maxは約10分で自動的に終了してしまうという驚きの差がある。一般的な使用条件下では、バッテリー寿命が7.2時間に達し、iPhoneの5.0時間を大幅に上回る。
さらには、動画ストリーミングの性能においてもFind X8 Proが優位で、29.3時間のバッテリー寿命を記録し、iPhone 16 Pro Maxの27.7時間を凌駕した。この結果は、Oppoの新フラッグシップモデルにとって大きな成果となる。
また、Find X8 Proはわずか8.24mmの厚さで、Find X7 Ultraの9.5mmやFind X7の8.7mmと比較してもスリムさが際立っており、5000mAhバッテリーを搭載したこれらパモデルよりも優れた設計がなされている。デバイスの内部スペースを節約すると同時に、より大きなバッテリー容量を実現していることが示唆されている。
さらに、重量は215gとFind X7 Ultraより6g軽く、持ち運びにも便利な設計になっている。フロントには6.78インチのフラットディスプレイが搭載されており、右下にはクイックスタートボタンも配置されている。性能面では、Find X8およびFind X8 ProがDimensity 9400チップセットを初めて搭載したデバイスの一つとなり、CPU、GPU、AI処理能力において大きな改善が見込まれている。今後のオポ製品競争において、このモデルがどのような影響を与えるのか、大いに注目される。