グーグルは最近、ユーザーがPodcastのような「オーディオ概要」をカスタマイズできる機能をNotebookLMに導入した。これにより、ユーザーはAIホストに特定のトピックを指示したり、対象とするオーディエンスに応じたディスカッションの内容を調整したりできるようになった。先月、NotebookLMは「活気のある」ディスカッションを提供する二人のAIホストを用いたオーディオ概要機能を発売したが、同社はこの機能が「包括的」または「客観的なトピックの概要」とは異なることを強調し、ユーザーがアップロードした資料や提供した指示の反映であると説明している。
この便利なカスタマイズ機能を利用するには、NotebookLMでノートブックを開き、「ノートブックガイド」を選択し、「深掘り会話」オプションに進んで「カスタマイズ」をクリックし、AIホストに従ってほしい指示を入力すれば良い。NotebookLMはその後、提供された指示に基づいて会話を生成する。
さらに、グーグルはNotebookLMの「実験的」ラベルを外し、オーディオ概要のバックグラウンドリスニング機能を導入した。これにより、他のアプリ内の作業を行いながらAIホストのディスカッションを聴くことができるようになった。また、グーグルは先月、NotebookLMがYouTubeビデオのトランスクリプションを使って深掘りできる機能も追加した。技術の進化により、AIが私たちの学び方にどのように貢献できるのか、今後の教育の在り方も変わっていくと考えられる。