著名なリーク情報源であるDigital Chat Stationから、Honorの新たなフラッグシップモデル「Honor GT Pro」の主なスペックが漏れ出した。この端末の存在は公式には確認されていないが、リーク情報はスタンダードモデルである「Honor GT」よりも大幅なアップグレードを示唆している。期待される価格帯から、このGT ProはRealme GT 7 Pro Racing Edition、OnePlus Ace 5 Pro、iQOO Neo 10、Redmi K80 Proと競合する可能性が高い。

本体には強力なSnapdragon 8 Eliteチップセットが搭載される見込みで、同プロセッサーを搭載した中では最も手頃な価格帯のスマートフォンとなることが予想されている。ディスプレイは6.78インチのフラットOLEDで、解像度は1.5Kを持つ。セキュリティ面では、超音波式の画面内指紋センサーを採用する可能性が高い。
カメラ面では、GT Proの背面には50メガピクセルのフラグシップグレードのメインセンサーが搭載されるとされており、Honor GT同様に12メガピクセルの超広角レンズが追加される見込みである。
さらに、GT Proは約6,000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、これはスタンダードモデルから大幅に向上しており、前モデルの5,300mAhからの改善だ。さらに、100Wの急速充電にも対応し、充電時間を最小限に抑えることが期待される。
Honor GT Proは、5月に中国で発表される予定のHonor 400シリーズの後に登場する見込みである。正式な発表までには数ヶ月の猶予があり、その間にさらなる情報が明らかになると思われる。また、同ブランドは中国市場向けに2つのフォルダブルデバイス、Magic V4およびMagic V2 Flipの開発にも取り組んでおり、Magic V4は6月に発表されるうわさがある。