Appleは、新たなカスタムモデムの開発に大きな期待を寄せている。最近の報道によると、このモデムはiPhoneやiPadに加えて、今後はMacやVision Proの次期バージョンにも搭載される可能性があるという。この情報は、Bloombergからのものだ。
Macにおける携帯接続機能は、2026年まで実現しない見込みで、その年にはAppleがより進化した第二世代のカスタムモデムを発表すると予想されている。また、Appleは5Gチップを搭載した拡張現実用の眼鏡についても言及されており、こちらはまだ数年かかるとされている。現状では、Appleはすでに携帯通信機能付きのiPhone、iPad、Apple Watchを販売している。
噂によれば、Appleは来年のiPhone SEでカスタムモデムを初めて発表し、その後エントリーモデルのiPadや、iPhone 16 Proよりも2mm薄い新しいiPhoneが続く予定だ。また、Appleは今後三年間でハイエンドのiPhoneやiPadに第二世代のモデムを展開し、Qualcommのモデムの使用を徐々に終息させる方針だ。これにより、Appleの製品群においては、さらなる通信性能向上が期待される。