Nothingは今年のフラッグシップスマートフォンの発表をスキップし、2023年に発表された最初の高級モデルNothing Phone (2)に続く後継機Nothing Phone (3)の情報が現れた。先日、ベンチマークプラットフォームGeekBenchでこの新しいスマートフォンが確認され、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 SoCと8GBのRAMを搭載していることが判明。モデル番号A059で発表されたこのデバイスは、シングルコアテストで1,149ポイント、マルチコアテストで2,813ポイントを記録した。また、出荷時にはAndroid 15 OSが搭載されており、NothingOS 3.0がベースになると予想される。
Nothing Phone (2)がQualcommのフラッグシップSoCであるSnapdragon 8+ Gen 1を搭載していたことを考えると、Phone (3)ではミッドレンジモデルに戻るように思える。しかし、これはPhone (3)シリーズの基本モデルである可能性もある。数ヶ月前、IMEIデータベースにA059およびA059Pという2つの謎のNothing Phoneが存在することが確認されており、A059Pはより高性能なプロバリエーションであると考えられる。
現在の情報によると、Nothing Phone (3)の発売は2025年に延期される可能性があり、アクションボタンが搭載される可能性もある。スタンダードモデルのNothing Phone (3)は6.5インチディスプレイを備え、Proモデルはより大きな6.7インチディスプレイを搭載するかもしれない。当初はSnapdragon 8 Gen 3を搭載すると噂されていたが、再びミッドレンジモデルに移行した可能性がある。一方、ProモデルはNothing Phone (3)+と呼ばれ、Dimensity 9400 SoCを搭載するかもしれない。