8BitDoがその名も「アルティメットモバイルゲームコントローラー」を発表しました。これは同社初の、スマートフォンやタブレットに直接取り付けられるゲームパッドで、展開式のクランピングメカニズムを採用しています。現在、49.99ドルで予約注文を受け付けており、2024年11月29日に発売が予定されています。
このコントローラーは、100mmから170mmの長さを持つスマートフォンや小型タブレットに取り付けることができ、Bluetoothを介してワイヤレスで接続されます。ただし、対応するのはAndroidデバイスのみとなっています。Bluetooth接続のため、コントローラー内には350mAhの充電式バッテリーが搭載されており、1.5時間の充電で約15時間のプレイが可能だと、8BitDoでは説明しています。このバッテリーによって、アルティメットモバイルゲームコントローラーの重さは236グラムとなり、充電ポートに接続するBackbone One(138グラム)などの競合製品に比べてやや重くなっています。
また、GameSirのG8 Plusスマートフォンコントローラーと同様に、8BitDoはドリフトに強い磁気ホール効果センサーをジョイスティックとトリガーに使用しており、これによりプレイ中に不要な動きやボタンの押下を回避できる可能性があります。肩ボタンが2つ、クリック感のある4方向パッド、ターボボタン、マクロボタン、プロファイルボタンに加え、背面には追加のプログラム可能なパドルボタンが2つ備わっています。
さらに、8BitDoのより手頃なモデルとは異なり、アルティメットモバイルゲームコントローラーは同社の「アルティメットソフトウェア」に完全に対応しています。このソフトウェアはデスクトップおよびモバイルアプリとして利用可能で、コントロールのリマッピングやマクロ作成、複数のプロファイル設定が可能です。特にFPSプレーヤーにとっては、トリガーの感度を調整することで即応性を向上させることもできます。