Microsoftは、同社のAIアプリ「Copilot」をMac App Storeにて提供開始しました。このアプリは、OpenAIとMicrosoftの技術を取り入れており、これまでiPhoneやiPadでのみ利用可能でしたが、今回からMacでも使用できるようになります。Copilotを利用するにはmacOS 14.0以上が必要で、AppleのM1チップ以降に対応しています。Intel Macには対応していません。
以前、Copilotは一年以上前にAppleシリコンを搭載したMacで利用できましたが、MicrosoftはそのバージョンをiPad版として提供していました。その後、昨年このアプリは一時利用できなくなりましたが、今回は正式にmacOS用のアプリとして復活しました。
このアプリは、画像のアップロードや生成、ショートカットランチャー、ダークモード、Think Deeperの使用が可能です。Microsoftは、Copilotが日常生活のAIコンパニオンであるとし、ユーザーとの対話を通じて学び、成長を助け、アイデアに新たな視点をもたらすものとして位置づけています。ユーザーはチャットや音声で答えを求めることができ、簡潔で具体的な回答を得ることができます。
また、Copilotは画像生成機能を活用して、創造力を刺激するアイデアを視覚化できるため、子供向けの書籍のイラストや、映像のストーリーボード制作にも利用可能です。さらに、SNS向けのコンテンツ制作やポートフォリオの構築更新にも役立ちます。Copilotは、日常の計画を立てる際や情報を求めるとき、創作活動を行うときに最適なツールです。このアプリを使えば、さまざまな質問に対して迅速に解決策を見つけ、創造的なプロセスを促進します。